楽天への緊急停止命令申し立て取り下げ

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本日、公正取引委員会は、楽天が送料無料の強制導入を無期限延期したことを受け東京地裁に対し緊急停止命令の申し立てを取り下げました。

実情は強制導入?

3月6日(金) 楽天側が無期延期の発表を行ったが、対象外になるには別途申請が必要となるほか、全商品に対して特定送料の設定が必要になる。さらに一部配送方法(コンビニ受取・ロッカー受取・店頭受取・郵便局受取など)が利用できなくなるなど、時間も人員も限られている中で判断と対応を迫られているかたちです。

延期理由が新型コロナウイルスによる様々な影響(人員や仕入れなど)なのに人員が必要な作業要求をするのは矛盾している気がしますね。

3月9日(月) 適用対象外申請が開始されました。内容は6日の発表と殆ど変わりませんが、この対象外申請ページにこんな一文がありました『共通の送料込みラインの参加準備ができ次第、配送設定を「特定送料」から他の配送設定に修正し、別途ご案内する「適用申請フォーム」から申請を行うこと』※この一文その後申請ページから削除されたため現在は確認できませ

つまり、未申請なら18日から『送料無料』開始、申請しても何時かは『送料無料』にしなくてはならないということです。

これって、 全店舗一斉に導入しないだけで、いつかは全店舗導入しなければならないのだから強制導入と何が違うのでしょうか?

記録の為にこの一文が書かれていたことは残しておきますが5月以降同様の話が出てくれば初めからそういうシナリオだったってことになります。

店舗側の選択肢

3月18日までに公正取引委員会の新たな動きを期待するのは現実的ではありません、今できる我々店舗側の選択肢を今一度確認し対応しましょう!

1.このまま18日から送料無料を開始する

既に送料無料へ向け事前準備をしてきた店舗は特に問題ないかと思います。

2.対象外申請を行う

まだ送料無料への準備が出来てない、送料無料は反対だけどまだ出品したい店舗は取り敢えず申請するしかありません。

3.送料無料に出来る商品だけ出す

元々5,000円以上送料無料などをやっていたなら、5,000円以上の商品だけを出すのも一つの手です。ただし、実店舗や他モールへ出店していない場合、在庫として抱えることになります。

4.ショップステータスを改装中にする

判断する時間が足りない、公正取引委員会の続報を待ちたいという店舗様は一旦改装中にするのも一つの手だと思います。これも3と同様楽天以外でも販路がある前提になります。

今後の流れ

公正取引委員会は、緊急停止命令を取り下げただけで楽天への独占禁止法違反容疑での調査は続けるとのことなどで今後の対応を待つしかありません。

また、5月に送料込みラインに関する新たな方針を発表するそうなので続報を待ちましょう。